UEFAチャンピオンズリーグ展望Ⅱ

昨日に続いて第2段。
今日は1回戦最大の注目試合、バルセロナvsチェルシーを展望。
どちらもまるで弱点がないように言われてますが、バルセロナに限ってはそうでもないように思います。攻撃的なのは大いに結構ですがバルサの両サイドバックは意思の疎通ができてないのか、ああいうスタイルなのか分かりませんがどっちも攻撃に参加しすぎ。DHがそれをカバーできればいいんですが、いかんせんマルケスにはそんな体力もなくポジションに対する造詣も深くないように思われます。またCBの2人はミラン戦1stLegでシェバにやられたように割と脆さも見せる場面もちらほら。対するチェルシーの弱点ですが、これはただ一つ。グレン・ジョンソンです。試合に出るかどうか分かりませんが、もし彼が出場したら徹底的にジョンソンのサイドをえぐればチャンスもでてくるはず。守備能力にも問題ありですが、何より自分がボールを持ったときにいつも出し所に困っています。その他のポジションには世界最高のDHクロード・マケレレ、鉄壁のディフェンスラインと隙は見当たらず。守備に奮闘できるアタッカーも揃っており守備面での不安は微塵もありません。
対して攻撃面ではどうか。これはバルサに分があります。エトーロナウジーニョ、ジュリーのスペクタクルなトライアングルに、デコ、シャビといった想像性豊かなピポーテが絡み、正にファンタスティックな攻撃を展開。対するチェルシーアリエン・ロッベンが復帰して以降はサイドをがんがんえぐって得点を量産していましたが、そのロッベンが離脱。シーズン当初の1-0で勝つチームに逆戻りしてしまいました。素直なプレミアの下位クラブが相手なら問題ないと思いますが、なんせ相手はバルセロナジョゼ・モウリーニョが考え出した得点されない方程式を解いてしまいかねないメガクラッキのロナウジーニョがいます。チェルシー優位に変わりはありませんが最大限の注意が必要です。
そして今日もやりますスコア予想。
1stLeg 0-0 ドロー
2ndLeg 2-0 チェルシー
フート頑張れ。(出ないと思うけど)